先日、ゲストハウス兼自宅の2回目の詳細仕様打ち合わせの為、ハウスメーカーさんの所へ妻と2人で車で行ってきました。出来れば息子(3歳8カ月)も連れて行きたいのですが、大切な打ち合わせの上、妻か私のどちらかが構ってやらねばならない為、妻の実家に預けました。

妻や私の実家に預ける事は今までに何度かあり、最初は泣いていたのですが、今は慣れてきて泣く事は無くなりました(それでも私達に置いて行かれるのは嫌みたいですが仕方がありません)。

打ち合わせを終えて妻の実家に戻った時、息子のいとこの女の子(ちょうど2歳になったばかりです)が遊びに来ていました。この子は最近ようやく慣れていたのかやたらと私に懐いてきました。それに対して、いつも明るい息子が元気がなく、一人で所在なさげにしているので、「たっくん(息子の名前)、こっちおいで」と何度も呼んだのですが、そっけない感じでした。

実家から自宅に戻る車の中で息子が眠ってしまい、そのまま布団に寝かせました。まだ夜8時ごろだったので妻と私はダイニングで話をしていました。

夜9時頃、急に息子が泣きじゃくる声が聞こえてきました。妻がなだめに行った後、しばらくしても全然止まないので、妻に尋ねてみました。すると、妻の母親から私達が出かけている間に妻の実家でこんな事があったと言っていたそうです。

息子が女の子にピアノのおもちゃを貸してもらおうとしたのですが、全然貸してくれなかったそうです(子供にはそういう時期があります。息子にもありました)。

それをずっと我慢していたのですが、目が覚めて我慢しきれず泣き出してしまった様です。

今回の件については息子がかわいそうなので、外へ車で連れ出し、スーパーでお菓子を買うと機嫌が直りましたが、息子が成長するにつれ、こんな場面が多々起きるんだろうなあと感じました。

まず、妻と私はいつでも息子の味方である事をきちんと伝えるのが親の務めだと思いました。

また、何かあったら気にせずに妻か私に言う事、多少の事はくよくよしないで受け流す強さを持つ事、自分が悪い事をした場合はきちんと受け止め反省し二度としない事、自分が正しいと信じている事は貫き通す事、人に喜ばれる事をする事、とても難しいとは思いますが、そうやって息子に言い聞かせても信じてもらえる人間になる様、私自身心がけます。多少の欠点は仕方がないですが(笑)。

私は元々子供は好きではなく、息子が生まれるまで、子供がいる私の姿を想像した事がありませんでした。でも今は違います。

息子が生まれてから、世界一守ってやりたい存在が出てきましたし、息子の笑顔にいつも励まされています。妻も私も親バカで「たっくんがいない生活は考えられへん」としょっちゅう言っています(笑)。

ささいな出来事かもしれませんが、息子が私達を気遣って我慢するようになったのも成長だと感じましたし、それを察して良い方向に導いてあげるのが親の務めだと感じました。

やっぱり子育てって難しいですね。