人生2回目の海外旅行はフィリピンでした。

1993年当時は最寄りの関西国際空港がまだなく、成田空港からの出発でした。

フィリピンへの飛行機はパキスタン航空で、マニラ(フィリピン)→バンコク(タイ)→イスラマバード(パキスタン)のルートで運航していました。

私の席の隣りには30歳くらいの外国人が座っていて、英語でこう話しかけられました。(以下、ずっと英語です)

(外)「どちらまで行かれるのですか?」

(私)「マニラです」

(外)「それではあなたはフィリピン人ですか?」

(私)「いいえ、日本人です。あなたはどこまで行かれるのですか?」

(外)「イスラマバードで乗り換えて、ダッカ(バングラデシュの首都)に行きます。私はバングラデシュ人です」

(私)「日本にはどれ位いらっしゃったんですか?」

(外)「10年です。東京でスパイス関係の仕事をしています」

(私)「それでは、日本語話せるんですか?」

(外)「もちろんです!!」

(私)「・・・」

そこからの会話は日本語で進みました(笑)。色が黒いから初見では私の事をタイ人だと思ったそうです。ですので、彼にとって私の国籍の推測は、タイ人→フィリピン人→答えを聞いて日本人と認識、という事です。

こんなエピソードは他にもたくさんあるのですが、「私は一体なに人?」シリーズはこれまでです。

※フィリピンでの写真です。この中に私がいるのですが、違和感ないですね(笑)。