「御宿印帳」プロジェクトを始めた理由は、「自分の宿だけではなく、同じ様にコロナ禍で苦戦している全国のゲストハウスも応援し、盛り上げたい」という考えからでした。

しかし、去年の5月にリモートトラベル(通称リモトラ)を運営している、大塚さんと細谷さんに出会わなければ、この様な考えは出てこなかったと思います。

細谷さんは何度か当宿(シロノシタゲストハウス)に泊まって下さっているお客様ですが、5月に彼から、「リモトラに出ませんか?」と連絡がありました。

その数日後に、私にとって初めてのZOOMで、大塚さんと細谷さんの3人で打ち合わせを行い、同月中にリモトラに出させて頂きました。

彼らは2人ともゲストハウスをやっている訳ではありませんが、5月はほぼ毎日オンラインでイベントを行っていました。イベントは、ゲストハウスのオーナーが宿の説明をしたりして、参加者の皆さんにゲストハウスを知ってもらい、コロナ騒ぎが落ち着いたら泊まりに行ってほしいというコンセプトで行っていました。

大塚さんと細谷さんは私よりずいぶん若いのですが、私は2人の活動に感銘を受けました。この活動をやっても2人にお金が入る訳ではないのに、素晴らしいなと思いました。

御宿印帳プロジェクトを立ち上げてから今で2か月以上が経ち、楽しい事だけでなく、しんどい時や辛い時などもありますが、彼らの頑張りやご支援・応援して下さっている皆さんの事を思い出すとまだまだ頑張れます。

引き続きどうぞ、宜しくお願い申し上げます。