コロナ騒ぎで、シロノシタゲストハウスにお客様がほとんど来なくなってからもう10か月。その間には、コロナ騒ぎが一時的に沈静化していて、満室の日やコンスタントにお客様がいらっしゃる期間もありましたが、概して宿は静かな状態です。

この状態はウチだけではないのは、重々分かっているのですが、この様な状態がここまで長く続くと、自分の宿が姫路において存在価値があるのかどうかを考えてしまうようになりました。

シロノシタゲストハウス 姫路のお宿は、面白いイベントが定期的にある訳ではないし、宿主(私)の話が面白い訳でもありません。街中に新築で建てて開業費用が掛かってしまい、ゲストハウスとしては値段も安くはありませんし、大幅に値引きして稼働率を上げようとは思っていません。風呂・トイレは共同ですし、ドミトリー(相部屋)は完全な密です。しかもコロナ禍でゲストハウスの様な人と人のコミュニケーションを売りにしている所は今は敬遠されがちです。その事で先日、理不尽なレビューを食らってしまいました(涙)。普段なら何てことない事なのに・・。

ここまで自分の宿の弱点を書きましたので、後は俯瞰的に良いところを挙げたいと思います。

【宿として当たり前にやっている事】
 宿を清潔に保つ事

【ゲストハウスとして当たり前にやっている事】
 お客様(特に一人旅)とのコミュニケーションを大切にする事

【コロナ禍だから当たり前にやっている事】
 マスクの着用、共有スペースのアクリルパネル・消毒液の設置等・ドミトリーの人数制限など・・

【シロノシタゲストハウスとして付加価値的にやっている事】
 新築で綺麗(4年経ちますが、まだ綺麗だと思います)・家族経営のアットホームな雰囲気・季節ごとに異なる飾りつけの実施・姫路名物手作りのアーモンドバターを使った朝食・小さな宿ならではのお客様に応じたきめ細やかなサービス

そんな感じです。早くコロナ騒ぎが終わって、皆さんに思いっきり姫路とゲストハウスを満喫して頂きたいです。