お会いする方々に「姫路にゲストハウスを開業する予定です」と言うと、いつも次のように言われます。

「思い切りましたね」「奥さんよく理解して下さりましたね」「勇気ありますね」「すごいですね」

現状の日本の社会ではその様に言われて当然ですし、私もそう思います。

会社に就職・転職する方法はみんな知っていても、起業する方法はほとんどの人が分からないからです。

起業の目途が立ってから会社を辞めるのが一番良いと言われていますが、私の場合は、当時会社都合で四国に住んでおり、生まれ育った関西でゲストハウス開業をする為には先に会社を辞めざるを得ませんでした。

お尻に火が付いた状態でしたので、ネット等で起業の情報を得たり、商工会議所と繋がらせて頂いたりして何とか今年の開業予定までたどり着けました。でも、会社を辞めた直後はどうすればよいのか全然分かりませんでした。

「やりたい事があって起業したいけれど、一歩踏み出す勇気がない」いう人たちは結構いるんじゃないかなと思います。それは今の日本が個人の起業に対するバックアップ体制が足りなさすぎるからだと思います。

もっと日本が個人の起業に対して前向きなガイドラインを出してバックアップをして下されば、起業に対しての恐怖心は少なくなるでしょうし、たくさんの夢やアイデアであふれる社会になって日本経済ももっとアップすると思います。

今日はそんな事を考えていました。