将来、ゲストハウス(または小さなお宿)を始めたいという方に残しておきます。足りない部分・間違えている部分があるかもしれませんが、そこは大目に見てやってください(笑)。またケースによって順番は変わりますので、ご注意ください。

1.必須ではないですが、まずは事業計画を立てる事からおすすめします。いつ・どこで・どんなゲストハウスをして、資金はいくらで、お金はいくら借りて、どれくらいの稼働率でいくら利益を上げるか考えていきます。

2.物件探し。これが一番大切だし、大変だと思います。

3.融資が必要な場合は、金融機関に融資相談。日本政策金融公庫が最も一般的ですが、私は信用金庫で融資して頂く事になりました。

4.良い物件が見つかったら、まずは市役所に行き、ゲストハウスを建てても問題ない場所か確認します。問題なければ、保健所に行き、ゲストハウスを建てたい旨を伝え、旅館業法のリーフレットを頂いて下さい。それを熟読すれば、ゲストハウス建築に何が必要なのかよく分かります。

5.近隣にご挨拶に行き、ゲストハウスをしたい旨を伝えます。

6.工務店、またはハウスメーカー、またはリフォーム業者探し。改装、または新築する為に必要です。旅館業法にあった簡単な図面をあらかじめ作っておくといいでしょう。

7.ゲストハウス建築に問題がなければ、物件を契約します。

8.作成した図面を持って、役所・保健所・消防局を訪問。指示を仰ぎます。飲食業も行うのでしたら、保健所にその旨を伝えましょう。

9.建築、または改装、またはリフォーム開始。この間に旅館業許可の申請をやりましょう。

10.開業前後には税務署に開業届のご提出を忘れずに!

他にもやることはたくさんありますが、最低でもこんな感じです。きちんと旅館業の許可を取って営業するようにしましょう。普通の家をゲストハウスに改装する場合、トイレ・洗面台の増設は必須ですし、最近では自動火災警報装置の設置が必要です。これらだけでも数百万円は掛かります。

後、将来ゲストハウスをしたいと思っている方は、今しっかり貯金をすることが大切です。私ももっとお金を貯めておけばよかったと少し後悔しています。

まだ1軒目も出来上がっていませんが、2軒目をどこにしようか考え中です(笑)。兵庫県内なら、神戸・明石・赤穂・竹田城・篠山あたりがいいかな?