本シリーズ、その1～4まで土地探しの地味な作業ばかりで文章がマンネリ化してしまっていますので、今日はちょっと違うことを書きます。
今年（2016年）の2月は、有馬温泉→姫路→奈良と奔走した日々を送っていましたが、思うようにゲストハウス兼自宅に適した良い土地が見つかりません。
そしてまた１つ、心配事が出てきました。
それは、ゲストハウス兼自宅の設計・建築をどこにお願いするかという事です。
お客様が泊まる所ですので、おしゃれな建物を建てたいのはやまやまなのですが、色々な人の話を聞いている内に、希望の大きさの建物の場合、フルカスタムで建てると、明らかにかなりの金額が掛かるという事が分かりました。自己資金・両親からの融資に加え、金融機関からの融資は最初から考えていましたが、そんなに儲かる商売ではなく、予算は極力抑えたいと考えていました。
「フルカスタムではなく、注文住宅ならもう少しコストは抑えられるかも」
そう考え、たまたま、ハウスメーカー一括見積というサイトを見つけ、ゲストハウス兼自宅を奈良か姫路で建てたいということ、そして、この様な間取りにしたいというエクセルで作った図面をお送りしました。2月末のことです。
するとすぐに、お送りした4社全てのハウスメーカーさんから次々とお電話を頂きました。
1社目は一度きりのお電話でした。2社目は営業の方がいらっしゃる住宅展示場にご挨拶に行き、ゲストハウス兼自宅を建てたい旨をお話ししましたが、乗り気でないのがありありと分かった為、「これはやってくれないな」と思いました。
3社目は自宅にまで資料を届けて下さり、参考図面も出来たという事で、会社にお伺いしました。営業の方は熱心で、家もおしゃれな感じなのですが、高級が売りのメーカーだった為、価格の折り合いがつかず、正直に予算オーバーの旨を伝えました。
4社目はタマホームさんでした。営業の方は熱心に私の話を聞いて下さり、ゲストハウス兼自宅なんていうややこしい案件で契約前にも関わらず、1～2週間に1回は打ち合わせの場を設けて頂きました。本当は他メーカーさんにも見積相談等を考えていましたが、「城下さんのゲストハウス開業、楽しみにしているんですよ～」といつも笑顔で応援して下さっていたので、他メーカーさんへの訪問は止め、タマホームさんにお願いしようと決めました。
建築においてはまだ課題が残っていますが（今の段階で最終価格が決定していないのです！！）、何とか1つ1つハードルを越えていっている感じです。
次回からはまた、土地探しの話に戻ります。
※下はハウスメーカー一括見積の際ににお送りした図面です。
実際、3階建てのゲストハウスは制約あって木造では
ほぼ不可能なことが後に分かりました。
