(パリ→ベネチア)
パリからベネチア行きの飛行機の時間は午後1時の為、ちょっと時間があったのでホテルの部屋で朝食後、近くにあるカルフールへ行きました。
出発前からこのカルフールに行くのが楽しみだったのですが、何と到着日の日曜日はお休みでした。昨日(月曜日)は朝から夜まで出かけていたので行けず、ようやく今日行けました。
品ぞろえはとても豊富で、物価に対しては安かったのですが、出発まで時間がなかったので、昼食用のサンドイッチ等、最低限の物を購入して店を後にしました。
地下鉄で1時間程度でオルリー空港に到着し、イージージェットというLCCで1時間40分でベネチア空港に到着しました。空港では手荷物検査はあるのですが、同じEU内の移動なので出入国審査がないのがとても楽です。
ベネチア空港からホテルの最寄り駅であるメストレ駅に行くのにはバスのみなのですが、空港からは10ユーロ(約1,700円)、空港から歩いて1kmほどの隣りのバス停からなら1.5ユーロ(約260円)と聞いていたので、歩くことにしたのですが、イタリアではバスの中ではチケットを買うことが出来ず、チケット売り場で買うしかありません。空港のチケット売り場でお願いしたのですが、1.5ユーロのチケットは売ってくれませんでした。
仕方がないので、とりあえず3人で歩くことにしました。イタリアはフランスよりずいぶん暑いです。
15分ほど歩いてバス停に到着しました。向かいにホテルがあったので、1.5ユーロのチケットを買いたい旨伝えると笑顔で売ってくれました。この時、彼の顔が神様に見えました(笑)。
無事にバスに乗り、20分ほどでメストレ駅に到着して、そこから歩いてホテルに向かいました。
迷いながら15分ほどでホテルに着きましたが(ホテルというより民泊のようなたたずまいでした)、カギが開いていませんでした。
困ったのでパソコンを開けて昨日宿から来たメールを見てみると、「到着する30分前にメールしてほしい」と書かれていました。すっかり見落としていました。慌ててメールを打つと、10分ほどして中からカギが開きました。
案内してくれた男性はバングラデシュ人で雇われているとの事です。宿泊費は前払いしているのですが、その他に17ユーロ(約2,900円)必要だから払ってほしいと言われました。観光税にしては高いなと思いましたが、揉めるのもイヤなので黙って払いました。
チェックインでお世話になったので、日本で買ったチョコレートを上げると、「日本のお札が欲しい」と言われました。当然断りました。イヤな感じがしたので、翌朝この宿に荷物を預けるのは止めることにしました。
妻がベネチアに行く前に夕食にしたいと言ったので、決めていたメストレ駅前のイタリア料理店に行きました。
妻は好物のイカ墨パスタ、たっくんは普通のミートソース、私はペスカトーレを注文し、他にはピザ1枚とソフトドリンク、食後にティラミスを1つ注文しました。
イカ墨パスタはまあまあだったそうですが、ペスカトーレは魚介の出汁が効いていてとても美味しかったです。たっくんも美味しそうにズルズルとパスタを食べていました。ピザもとても美味しかったです。
お店の雰囲気もとてもよかったのですが、値段は約70ユーロ(約12,000円)。この旅行で一番豪華な食事でした。円安ユーロ高が痛いです。
その後はメストレ駅に行き、電車でベネチアに行きました。約10分でサンタルチア駅に到着しました。
ベネチアは撮影スポットだらけの素敵な街でした。写真を撮りまくったり、ジェラートを食べたりして、散策を楽しみました。
足が痛くなるまで歩きましたが、充実した1日になりました。
明日も午前中だけベネチアを散策し、午後からはバスでローマに移動します
(つづく)