(フランス・モンサンミッシェル)

この日は丸1日かけて、モンサンミッシェルを観光します。ホテルからは片道6時間近くの大移動です。
特急列車の始発駅であるモンパルナス駅からモンサンミッシェルの最寄り駅のポントーソン駅までの往復チケット、およびポントーソン駅からモンサンミッシェルまでのバスの往復チケットは事前に購入済みで、片道29ユーロ(約5,000円)でした。

早速ホテルの最寄り駅であるポルトドモントレイユ駅まで行きましたが、何とこの日は地下鉄のこの路線が運休していました(代替バスがあったのですが、気づきませんでした)。仕方がないので、1.5キロほど歩いて別の駅まで歩き、途中のパン屋さんで昼食用のパンを買い、何とか無事にモンパルナス駅に着きました。

特急列車には4時間近く乗りましたが、ゆったりしていて快適でした。

バスを乗り継ぎ、13時30分ごろにモンサンミッシェルの手前に着きましたが、テレビで見るのとは大違いで、絶景に感動しました。

モンサンミッシェルの中も良かったですが、ものすごい観光客がいました。修道院(入場料大人13ユーロ)も中々見ごたえがあって面白かったです。

妻が寄りたいと言っていたムール貝のレストランでは、席に着いた後に手を挙げて注文をお願いしても全く来てくれず、何も注文せずに店を出ました。アジア人を完全にバカにしているようです。残念な出来事でした。

他にはお土産を買ったり、夕食用のサンドイッチや飲み物を買いましたが、それらのお店では全て普通に対応してくれました。

帰りのバスに乗る為、17時頃にバス乗り場に行きましたが、ものすごい人数の人がバスを待っていて、次々と何台かバスが来ましたがその度に人が群がり中々バスに乗れません。

チケットを持ってバスを待っていると、ヨーロッパ系の若い男性から、「チケットを持っているんだったらあのバスに乗れるよ」と前のバスを指さして教えてくれました。そして前のバスにスッと乗ることが出来ました。どうやら大部分の人がチケットをバスで買うことで混み合っているようでした。教えてくれた男性に感謝です。

特急列車でモンパルナス駅に戻り、地下鉄で往路と同じ駅に行き、代替バスで最寄り駅に着き、ホテルに戻りました。ホテルに着いたのは夜中の11時過ぎ。さっとシャワーを浴びて寝ました。

明日はベネチアに移動です。
(つづく)