愛しのたっくん

ご存じの方もたくさんいらっしゃいますが、わが息子たっくんには知的障害があります。知的障害は年齢が行けば行くほど顕著になり、同年代の健常な子供との開きも大きくなってきます。

自閉症もあるので、たっくんが小さい頃はこだわりが強く、大変だ(おそらく本人も)と感じることが多くありました。

それでも、「息子は障害があってかわいそうだ」や「私たちは不幸だ」などと思ったことは一度もなく、息子がいることで幸せを感じることばかりです。

何故ならたっくん本人は、「健康で、毎日楽しそうに過ごしているから」です。それにたくさんの人たちにかわいがって頂いています。これは本当に有難いことです。

たっくん本人もこれからだんだん大人になって、厳しい現実にぶつかっていきますが、私たちはこれからもたっくんの一番の応援団になって、少しでも本人が自立できるよう育てていきます。

どうかこれからも温かい目で息子を見て頂けると幸いです。

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