ご存じの通り、未だに続くコロナ騒ぎのおかげで、ゲストハウスの運営は厳しいです。それでも、脱サラしてゲストハウス経営を始めたことを後悔したことは一度も1秒もありません。こんなえらい目に遭っても、「ゲストハウスをやってて良かった」といつも思っています。

その理由はいろいろあります。
・ゲストハウス経営を通じて、たくさんの素敵なお客様と出会うことができた。
・自営業は自分で責任を取らなければならないけれど、自分のペースで楽しくすることができる。
・ゲストハウスは自分が苦労して作り上げたからこそ、本当に真剣に取り組める。
・かろうじてですが、自分のやりたい事で生計を立てられている。今までは会社や上司などに言われて、やりたくもない事を渋々やらされていた。
・息子とたくさんの時間を過ごすことができる。

ただ、開業3年目にしてコロナ騒ぎに遭い、普通にゲストハウスを運営して続けられるほど甘くはないという事を痛感しました。多くのお客様に愛されるゲストハウスになる為に、精進・改善・工夫していかなければならないなと思い知らされました(無理はしませんが)。

騒ぎの前は、半分強が海外からのお客様で、今はそれがゼロの為、現在はトータルのお客様の数は激減しています。ただ、本当に有難いことに、騒ぎになってからの方が、リピートして下さるお客様が増えています。

人のことはよく見えるのに、自分のことになると全く見えないのが商売の難しいところですが、出来る限り俯瞰して、これからももっと多くの方に何度も来て頂ける楽しい宿を目指して頑張っていきます。

※写真は書写山圓教寺です。